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同窓会だより

From the alumni association

【インタビュー】ピックアップ特集『 西桜会会長に聞く 』

2023.03.03 事務局からのお知らせ

 

 

 

 他職種連携を同窓生で考えていくには

 

事務局 ー 今日はお時間をいただき、ありがとうございます。西桜会設立から4年が過ぎ、3年に一度の総会も2度目を終えました。おめでとうございます。さっそくですが、学校法人西野学園の専門学校の卒業生が集合して同窓会を設立したのには、どのような経緯がございましたか。

 

今井会長 ー ありがとうございます。

現在の医療福祉の現場は、多職種連携、医福連携、タスクシフト、働き方改革などがものすごい勢いで後押ししています。一つの職種で完結することは、もうなくなってきているという体感でした。

そこへ、学園理事長をはじめ、学園教務より、すべての同窓会で多職種連携など、なにかできることがないだろうかという投げかけがありまして、規模は大きくはなりますが、すべての同窓会をまとめる組織を作ろうということになりました。

 

 

 設立当初の思い出

 

事務局 ー そうだったんですね。大きな組織になりますので、設立までは大変なご苦労があったのではないかと思います。第2期に入った西桜会のこれまでの道のりを振り返って、どのように感じていらっしゃいますか。

 

今井会長 ー 残念ながら、新型コロナウイルスの影響で当初の目論見通りには、事は進みませんでした。多くの活動計画が新型コロナウイルスの影響で出来なかったことが多かったです。しかしながら、役員が知恵を絞り、学園の力をお借りして様々な事業を展開できました。

2019年9月の設立総会に先立ち、ブラックアウトの体験を生かした情報共有を企画し、特別講演に続き、すべての職種によるパネルディスカッションを11丁目校舎の大講堂で開催、引き続き設立総会にて、提出議案や役員の承認などを経て、愛称西桜会も決まり、新しい船出となりました。

 

 

 集う×繋がる×志す

 

事務局 ー 「西桜会」という名称は、とても良い響きですね。爽やかで、西野から始まった学校を卒業した人たちが、桜のもとで再結集するという、人と人とのつながりを感じる、素敵な名前ですね。

 

今井会長 ー ええ、そうですね。大変良いですよね。つながるという意味で、卒業生みのならず、在校生、希望する学園職員が会員となる資格を持つことができるように会則を整備しました。

在校生には、学生証と併用できるカード型会員証を配布し、希望する卒業生にも会員証を郵送することといたしました。また、在校生には、無償還型の奨学金制度を設けました。

 

 

 コロナ禍でも意気高く

 

事務局 ー 幅広い活動をされているんですね。でも、西桜会ができてまもなく、社会はコロナ禍となって、大変だったのではないですか。

 

今井会長 ー 2020年には、新型コロナウイルスが猛威をふるっていたわけですが、学園全面バックアップで、WEBによるYouTube配信という新しい試みに挑戦し、パネラーの皆様に、「各職種による新型コロナウイルス対策」について講演いただきました。

翌2021年もまだまだ下火にならない年でしたが、「認知症」をテーマに、これもYouTubeで配信いたしました。役員会も、当初の参加集合型からWEBによる会議、ハイブリッドと年10回程度開催しております。

 

 

 コロナ禍に負けない組織作りを

 

事務局 ー「西桜会」の全道的な広がりについては、どのようにお考えですか。

 

今井会長 ー 西野学園の専門学校の卒業生の就職先は全道全国に広がっており、それは大きな強みですが、集まろうとすると、同窓生のつながりが難しいこともありますので、少なくとも北海道にはいくつか支部を置いて、同窓生のつながりを密にしたいと思い、会則に支部を盛り込みました

 

 

 支部大活躍

 

事務局 ー 「西桜会」の支部は、どのような活躍をされていますか。

 

今井会長 ー これまでも、すでに、函館校の同窓会が独自で講演会などを開催しており、活発な交流をしておりました。その函館校の同窓会の森会長(当時)に西桜会の副会長になっていただいておりましたので、その活躍を基盤に、森副会長に森道南支部長として支部立ち上げをやっていただき、道南支部を置くことができました。

 

事務局 ー「西桜会」の第2期総会は、道南支部で開催されましたが・・・。

今井会長 ー はい、計画段階では、支部設立記念講演のお話がありましたが、新型コロナウイルスの影響で大々的な集合対面型講演会は時期尚早と判断し、人数制限を設けた参加型とWEBのハイブリッドならば、総会も函館で開催しようということになりました。支部の委員の皆さんには、本当に大変な仕事でしたでしょうが、盛会裏に終えることが出来ました。森支部長はじめ支部委員の皆様には感謝しております。ありがとうございました。

 

 

 今後の展望

 

事務局 ー 「西桜会」は、第2期に入りました。今後は、どのような活動が計画されていますか。

 

今井会長 ー 他の地域の支部設立を順次行って行きたいと思っております。2023年3月には2つ目の支部として、日胆支部が設立されます。

また、卒業生向けの事業として、研究支援の募集を引き続きやってゆきます。年1回の講演会も開催します。各基礎同窓会※の講演会などの支援も充実させていきたいと考えています。

 

※基礎同窓会:学校法人西野学園の学校・学科の同窓会のこと。現在、7つの学校・学科同窓会がある。

 

 

 卒業式です

 

事務局 ー 3月8日には札幌で、9日には函館で、西野学園の卒業式があります。一言、お祝いをお願いします。

 

今井会長 ー ご卒業おめでとうございます。コロナ禍真っ只中の学生時代でたいへんなご苦労をされたことと思います。これを乗り越えて卒業出来ることは、努力のたまものだと考えます。しかしながら、それを支えてくれた、ご家族、担任、教務の皆様の力があってこそだと思います。自分一人では出来ないことも、周りの力でなしえることが多くあります。西桜会もその一助を担うべく進んでゆきます。皆様も各基礎同窓会や西桜会を活用し、日進月歩の医療福祉の世界でご活躍ください。

 

 

 抱負、今後の夢を一言お願いします

 

事務局 ー 今日はありがとうございました。今後の「西桜会」の 益々のご活躍をお祈りしております。また、事務局として、精一杯頑張っていきますので、よろしくお願いします。

 

今井会長 ー 志は高く持っておりますが、まだまだ認知度が低いのが残念です。SNSなどを使用して広報活動をしております。是非とも様々な勉強会・講演会に参加していただき、自らのスキルアップを目指していただきたいと思います。そのために、なにをしたら良いか西桜会でも考えて進めて行きます。多職種総合学会や、多職種研修会の開催など夢は膨らむばかりです。今日はありがとうございました。

 

 

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