札リハ校長の「時々日記」
2020.06.29
札リハ校長の「時々日記」7・・・星の王子様
日本全国の高校生の皆さん、こんにちは!
私は、札幌リハビリテーション専門学校の校長、村田尋如と申します。
今日は、サンテグジュペリの誕生日。1900年6月29日生まれ。
この人の名前は知らなくても、「星の王子様」という本の名前は知っているのではないでしょうか。
名作です。大人が読んで、新たな発見のある小説。とくに、医療系を目指す高校生には、ぜひとも読んでほしい本の一つです。
この本で最も有名なのは、次のセリフ。
「ものごとはね、心で見なくてはよく見えないんだよ。いちばんたいせつなことは、目に見えないものなんだ。」
目に見えない大切なものを見ることが、たぶん、医療の本質、リハの本質、なんじゃないかと思います。
実は、今年の5月に生誕200年を迎えた、看護教育の母といわれるナイチンゲールも、同じようなことを言っているのです。
「看護を行う私たちは、人間とは何か、人はいかに生きるかをいつも問いただし、研鑽を積んでいく必要がある。」
この「看護」の部分を「医療」や「リハビリテーション」に置き換えると、その意味が見えてきませんか。
私は、いつも、医療にかかわる人々の大きな使命に感動しています。