【札リハOT】臨床実習『完』！～札リハのリフレクション教育～

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作業療法士科

2023.09.29

【札リハOT】臨床実習『完』！～札リハのリフレクション教育～

皆さまこんにちはー！

札リハ作業療法士科です。

先日、4年生は臨床実習後のリフレクション教育、実習報告会を終え、これにて4年間のすべての臨床実習を終えることができました👏

今日は実習報告会の様子をご紹介します🔥

札リハ作業療法士科では、令和2年度入学生より、臨床実習後に「リフレクション教育」というものを行っています。

このリフレクション教育では、実習後に学生が「何を学んだのか」を内省し、思考力・判断力・表現力に主眼を置き、学生と教員が対話的・協働的に学びを深めていきます。

学生同士が実習で経験してきたことを伝え合い、体験を共有するためにアクティブ・ラーニングの手法を用いて行い、到達レベルの学習成果を設け、学習成果を評価し、教員が卒後にできるようになってもらいたいことをフィードバックします。また、取り組みを通してOTに求められる評価スキルや多様な見方と考え方がわかるように教育していきます。

■「リフレクション教育」に対する学生たちの感想

「実習サマリーを廃止し、学校に帰ってきてからリフレクション教育があったことにより、患者さんとしっかり向き合うことができました。自分にとってとても充実した実習となり、実習前よりも成長することができたのではないかと思います。」

「全体を通し学びを深められたことはもちろんですが、なによりも紙面ではなく対人のやり取りができたり、学内で学んだことの知識を深めたりでき、充実した実習期間を過ごすことが出来ました。」

「症例やテーマについて時間をかけて深く考える機会となり、改めて思考の整理をすることができたり、文献をもとに考え方を幅広くすることができました。」

「実習についての振り返りや、発表資料などを作成する際に自分なりや、先生とまとめることで、思考や情報を整理しやすかったです。その中で成長や反省点などを振り返ることが出来ました。」

この「リフレクション教育」を導入してから、実習に対する学生達の満足度や達成度も高く、私たち教員も、このリフレクション教育の手ごたえを感じているところです。

さらに、今年度から「クラウド型オンライン臨床実習システム（フジフィルム）」を導入し、臨床実習の教育効果をさらに高めていきます！

札リハOT科は「即戦力になれるセラピスト」を育てるため、

他の養成校より臨床実習時間が長く設定し、1年生から4年生まで全ての学年で臨床実習を経験することができます。

札リハは「臨床実習に本気」なんです！

実習報告会では、臨床で働いてからのことを意識して、学会発表風に、ポスターを作成し発表します。