学校から作業療法士科
2021.02.10
【札リハOT】生活を支えるエキスパート
皆さまこんにちは!
札幌リハビリテーション専門学校作業療法士科です♪
先日、作業療法士科1年生の授業「作業療法概論Ⅱ」で「自助具」の製作発表会が行われました。
自助具とは、自分を助ける道具で、その方の失われた身体機能を補助し、身の回りのこと等を自分自身で行えるようにするための工夫された道具です。
学生たちは患者さんの情報をもとに、病気に対する知識を学び、どんな自助具が必要になるかを考えます。
今回のテーマは、「食事」に関する自助具について、約2か月間かけてグループで検討しました。
出来上がった自助具は工夫が凝らされたオリジナルのものばかり!
こちらの2グループは、脊髄損傷により両手が麻痺になり、大好物のカレーライスが食べられなくなってしまった患者さんの自助具を検討しました。
こちらの2グループは、関節リウマチにより全身の関節に痛みとこわばりがあり、いかに関節を動かさないで食べられるかを検討しました。
作業療法士は、同じ疾患を持った患者さんでも、一人ひとりの機能状態や患者さん本人の思いや目標に合わせて自助具を作成していきます。
自助具一つでその方の人生が変わることもあります。
自助具が患者さんにとっての助けになり、1人で出来たことを喜ばれるところを目の当たりにしたとき、「作業療法士をしていて良かったな。」と、やりがいを感じます。
今回の自助具作成で、障害を持たれた方の不自由さを想像することができました。
また他の学生の作品を見て、いろいろな気づきがあったと思います。
出来ないと諦めていたことを何とか出来るようにするための方法を、一緒に考えて行く姿勢が作業療法士として大切であることを学びました。
素敵な作業療法士を目指していきましょうね!
以上、札幌リハビリテーション専門学校作業療法士科でした☆彡
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