作業療法士科
2023.06.02
【札リハOT】作業療法が大好きです。
皆様こんにちは!
札幌リハビリテーション専門学校作業療法士科です。
こちらの写真は3年生の授業の様子です。
問題解決型学習(PBL;Project Based Learning)というアクティブラーニングの手法を用いて、正解のない課題を通して、作業療法のアプローチする過程に焦点を当てて、グループで課題を進めていきます。
札リハ作業療法士科では、単なる暗記学習ではなく、生涯に渡り学び続ける作業療法士を育成しています。
作業療法の魅力のひとつは「こころ」と「からだ」 の両面から 、クライエントにアプローチができること。
もうひとつは、クライエントの生活に寄り添ったアプローチができることです。
症例は、旦那さんのために毎日料理を作ることが「生きがい」の主婦の方を想定しています。
病気で全身の関節に痛みが出て、体がこわばってしまい、起き上がることもトイレに行くことも億劫になって、気持ちも滅入ってしまいました。
生きがいだった「料理をする」ということができなくなったら、どんな気持ちになるでしょうか?うまくできないと、悲しかったり、悔しかったり。
今までの生活で当たり前だった「料理をする」という作業をとってみても、「こころ」と「からだ」の複雑な関係を通して実現されています。
作業療法士は病気や体のことももちろん知らないといけませんが、その前に、その方にとって「大切な作業」ってどんなことだろうか、どんな役割があって、どんな人生を歩んできただろうか、など、その方を「知る」ことから始めていきます。
(目標設定の発表場面。「なぜそう考えたのか。」活発な質問も深い学び合いです。)
この主婦の方にとっての大切な作業は「旦那さんにご飯を作ること」。
作業療法の会話の中で、「毎日、私の料理を「おいしい!」って言って、私のこと褒めてくれるのが嬉しくてね。」というお話も聞くことができます。
前と同じようにはできなくても、 料理が楽にできる身体の使い方を一緒に考えたり 、少しの力で動かせるようになる自助具という道具を紹介して使う練習をしてみたり。
「こんな体でも役に立つんだね。次は旦那が好きな煮物でも作ってみようかな。」 と、またやる気が出てきて、料理以外にも、どんどん他のことにも挑戦していくように変化していきます。
私たち作業療法士が「治療してあげる」という上から目線では決してだめで、作業療法士が主役ではなく、クライエントと一緒に目標を共有して、それができるように黒子のような存在で陰から支えるのが私たちの仕事です。
そんなクライエントの人生に寄り添うことができるのは私たち作業療法士で、作業療法士の醍醐味なのかなーと思います。
最終的には私たち作業療法士がそばにいなくても、自分で生活を営めるようになることを目指していきます。
(さすが、3年生!すごくいい発表していて感動しました!)
私は、そんな作業療法ができたとき、「はー!この仕事最高!」って思います。
いつか皆さんも、「これだからOTってやめられないよねー。」という境地を迎える日が来ると思います。
作業療法のことが大好きな私たちと一緒に、札リハで、4年で作業療法のプロを目指しませんか。
6/1~総合型選抜入試のエントリーが始まりました。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
総合型選抜のメリットは「課題」や「面談」を通して一人ひとりの個性や意欲、目的意識などを確認するため、入学試験時の「面接」や「学力試験」が免除となります。
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