作業療法士科
2024.03.15
【札リハOT】片手で料理は難しいけど、料理の楽しさは失わない。
皆さまこんにちは!
札幌リハビリテーション専門学校作業療法士科です。
1年生の授業『作業療法概論Ⅱ』の科目で、片手だけを使った調理実習を行いました。
脳梗塞によって右半身が麻痺してしまった方を想定し、
利き手を拘束して料理をする人、片付ける人、セラピスト役などさまざな役割も持って調理実習を行います。
お題は「じゃがいもを使った料理を作ろう!」
・必要な道具は?
・時間配分や手順は?
・それぞれ役割と担当は?
・片手だけの調理で気を付けることは?
などをグループで話し合って決めて臨みました。
ただ調理をするわけではなく
非利き手で料理をしたり、
お皿に盛り付けをしたり、
食事をしてみたり、
これを1日3食、そして毎日しているんです。
調理だけではありません。
買い物や掃除、洗濯・・・。
どうでしょうか?
料理をするという「作業」一つとってみても、こころとからだの複雑な関係を通して実現されています。
片手だけで料理するのは本当に大変で、不安だったり、うまくいかなくてがっかりしたり・・・。
でも、みんなで作った料理を、みんなで食べることができた時、いつもより美味しかったし、いつもより楽しかったし、いつもより嬉しかったはずです。
不自由さを体験することで、障害をもった人の身になって考えてみることができました。
作業療法は、その人が活き活きとした生活を送れるよう、仕事、遊び、日常的な生活行為など、さまざまな「作業」を通して、
こころとからだを元気にするリハビリテーションです。
作業療法士は、その豊かな生活づくりをお手伝いします。
真剣な中でも和気あいあい、終始楽しそうな一年生でした。
以上、1年生の授業紹介でした!
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