精神保健福祉科
2020.07.06
【精神保健福祉科】 3年生「精神保健福祉援助実習」が終了しました!
今年度の3年生の「精神保健福祉援助実習」が7月3日(金)で終了となりました。
通常であれば、医療機関に3週間、地域の福祉機関に2週間、各学生がお邪魔し、実習先に勤務
している先輩精神保健福祉士の指導のもと、実際の現場でクライエントに関わり、ソーシャルワーカーとしての成長を図るものが「精神保健福祉援助実習」です。
しかし、今年度は新型コロナウイルス感染拡大のため、学生が実習機関にお邪魔することができない状況のため、今年度の特例措置として、学内にて実習を行うこととなっていました。
その中で、これまで各実習先機関から実習指導者である先輩精神保健福祉士の方々に本校までお越しいただき、様々なご講義をいただいていました。
実習最終週の7月1日、3日には、旭山病院の医療相談室から星川亜未先生にお越しいただき、精神科医療機関での精神保健福祉士の業務内容や、クライエントについて「理解を深める」とはどういうことかを体感できる授業をしていただきました。
【旭山病院 医療相談室長 星川亜未先生】
【野中式 事例検討の様子】
旭山病院での経験を踏まえ、事例等を踏まえ、星川先生には精神保健福祉士の業務内容や専門職としての視点、関わり方等についてご講義いただきました。
また、二日目には、「野中式事例検討」という手法を用い、専門職として実際にクライエントに関わる際の情報収集の在り方を体験させていただきました。
今年度の3年生は、実際の現場ではなく、学内で実習を行うという非常に残念な状況とはなってしまいましたが、ご協力いただきました、各外部講師の先生方のおかげで大変中身の濃い実習となりました。
改めまして、ワークサポート・プティパの高柳誠司先生、キャラバンス アット ディスポの三上智史先生、浦河ひがし町診療所の大濱伸昭先生、こころのリカバリー総合支援センターの林正賢先生、旭山病院の星川亜未先生、大変ありがとうございました。