３月１０日（火）、専門学校札幌３校の合同卒業証書授与式を実施しました。

新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される状況ではありましたが、国家試験受験を目指して学業に取り組んできた卒業生の皆さんにとって卒業式はかけがえのない行事であることから、感染予防に最善を尽くし規模を縮小して実施しました。

全員がマスク着用、アルコールでの消毒を徹底、さらにスペースを広く使うため、保護者の皆様にもご理解いただき卒業生と教員だけでの開催としました。

参列が叶わなかった保護者の皆様に向けては、式典の模様をDVDに編集し、今週中に卒業生の皆さんへ発送します。

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【理事長から卒業生へのメッセージ】

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。新型コロナウイルス感染症の拡大が危惧される中、卒業式で皆さんの元気な様子を見ることができ、心より感謝申し上げます。
さて、医療・福祉の道を志す卒業生の皆さんにとっては、今回の新型コロナウイルスなど想定外の事態が将来も起こるかもしれません。

そのような事態を目の当たりにしても冷静な判断で乗り越えるには、常日頃の研鑽が必要です。学校の授業は基本的な事を学ぶだけです。現場はその応用が求められます。

しかしながら、応用するには基礎がしっかりしていないといけません。学校ではそれを学びましたが、これからは自ら教科書を作り、自ら学びを続けていかなければなりません。

今回の卒業式が、これから社会へ向かう卒業生の皆さんにとって非常時での危機管理を学ぶ西野学園での最後の学習となってくれれば幸いです。
卒業生の皆様、ご卒業本当におめでとうございます。

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