精神保健福祉科
2020.07.21
【精神保健福祉科】学生インタビュー②
皆さん、こんにちは!
早いもので、もう7月も半分が過ぎましたね。あと一か月もすればお盆も過ぎて、北海道の短い夏は終わりを迎えると思うと何かしらの焦りを感じる今日この頃です。
新型コロナウイルスの予防にも気を付ける必要はもちろんありますが、そんな中でも夏の思い出をしっかりと作りたいものですね!
さて、札幌心療福祉専門学校の学生は、暑い中一生懸命勉強に励んでいます!
そんな学生に、学校生活についてインタビューしてみました。
1年生の砂川 鈴果(すながわ りんか)さんです!
【インタビューに答えてくれる砂川 鈴果さん(北星学園女子中学高等学校出身)】
Q:なぜ、進学先として本校を選びましたか?
A:私は、病院に入院していた時期があるのですが、その時に色々な人が色々な悩みを抱えているのを知りました。けれど、その人たちに対して、自分が知識や技術を身に付けていなければ何もしてあげることができないと感じました。そこで最初は、大学で臨床心理学を学んで、しっかりと専門的な知識を身に付けようと思いました。でも、中学校時代の先輩等から、大学よりも専門学校の方が専門的な経験は多く積めると聞いて、専門学校も進学先に考えるようになりました。
また、自分自身が車椅子生活を経験しているので、その経験を生かした仕事をしたいと考えるようになり、次第に福祉の、特に身体障害者支援の仕事を考えるようになりました。そこで、もともと臨床心理学に興味があったこともあり、福祉全般はもちろん、「心理・精神保健」を学ぶことができる「精神保健福祉科」を設置している、札幌心療福祉専門学校を選びました。
あと、学校の立地も自宅から通いやすい点も良かったです。
Q:本校への入学を決めたあと、何か準備をしたことはありますか?
A:精神科の病気について、自分なりに勉強することにしました。自分で病気について調べ、ノートにまとめるなどして精神科の病気についてイメージできるようにしました。
Q:実際に入学してみて、学校生活はいかがですか?
A:勉強については、入学前に思っていたよりも幅広い内容を学べると感じました。「精神保健福祉科」という名前の学科ですが、心理・精神に関連する内容だけでなく、精神以外の障害や生活保護等の経済的な支援について等、様々な内容を学べて面白いです。そういった幅広い勉強を頑張り、心理・精神面の知識を高めて「精神保健福祉士」の資格も取得し、福祉全般の知識も高めて「社会福祉士」の資格もダブルで取得して、自分の目指す身体障害者の支援者になりたいです。
また、仲の良い友達もできて、勉強以外も楽しく過ごすことができています。
学校の設備面についても、私の入学前にトイレに手すりを付けてもらって非常に使い勝手が良くて助かっています。入学前のオープンキャンパス参加時に、校長先生が「手すりも付けるよ」と言ってくださり、申し訳ない思いもありましたが、実際に使ってみると手すりがあって助かっています。ちなみに校長先生はもともと札幌市内の特別支援学校の校長先生も務められていたそうで、車椅子等の利用にも理解があり、安心感があります。
Q:大学や専門学校等の進学について検討中の方々に対して、アドバイス等あればお願いします。
A:私は始め、大学への進学を検討していましたが、今ではピンポイントにやりたいことが決まっている人なら、大学よりも専門学校が良いと思っています。私は毎日、自分がやりたいことを具体的に学ぶことができて、毎日自分がレベルアップしている実感を持つことができているので、専門学校に入学して良かったと思っています。
【砂川さん(中央)と同級生の工藤愛由美(くどうあゆみ)さん(右)、教員の幡(左)】
授業終了後の疲れが出る時間にも関わらず、前向きにインタビューに答えていただき、砂川さん、ありがとうございました!