*ようこそ先輩*
2018.10.01 | 日記
瑞木会(卒園児の会)の活動がありました。10月~12月にかけて、学校の休みを利用して小学生が来園しますので、とても楽しみです。小学生が幼稚園にやってくると、子どもたちがとても喜びます。
それは、お姉さん・お兄さんが遊んでくれるから…!
折り紙のおり方を教えてくれたり、
代わりに折ってくれたりもするし、そばにきて上手だね~とほめてくれたりも…♪
あちこちで、大きい子と小さい子が手をつないで歩いている姿が見られ、いつもよりも年の差がある異年齢の関わりが本当に素敵です。
幼稚園の教育で大切なことの一つに「人ち関わる」事があります。人との関わりの土台は、お母さま方・お父様方がお子さんに与える愛情。愛されて、優しくされて(もちろん時には厳しくされて)幼稚園という社会にでてきます。そして、社会の中でも、先生・友達・年齢の違う子との関わりから、愛情を感じたり、信頼を寄せたりしながら心が育つのです。でも社会に出て来ると、嫌な思いをすることもあります。そんな嫌な思い、悲しい思い、淋しい思いを乗り越えていく力もまた、愛情や信頼が根底にあると思います。「ようこそ先輩」の行事は、小学生の遊び場ではなく、そんな関わりの場になっていると私は思っています。
本気でボールを投げ合う「てんか」もまた、素敵な関わりです!
近年の小学生は、非常に忙しいイメージです!習い事に行く子も多いですし、宿題も毎日ありますね!2年生3年生にあがるにつれ、6時間授業も増えます。家に3時半に帰宅して、急いで遊びに出かけても、5時には帰る事などの決まりもあり(季節によって変動しますね)思いっきり遊ぶ時間はなかなかないかもしれません。(ただ、学校の授業は体験的な学習を沢山取り入れていて、昔よりも楽しそうです!)
そんな時代だからこそ、年に数回でも、「ようこそ先輩」は思いっきり遊べる日になるといいなと思います!