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*発表会を終えて*

2019.12.08 | 日記

2日間にわたる、私たちの幼稚園の発表会。寒い時期で、ご家庭の負担も少しあったかと思いますが、暖かく見守って頂きありがとうございました。

また、当日に限らず、日々の生活へのご協力・衣装づくりや、個人の準備等、保護者の皆さまのご協力あってこその行事です。

 

さて、先生たちも先ほど片付けを(ひと段落は)終えて解散したところですが、発表会へ向けてのこれまでの活動を振り返っていました。

一部ではありますが、保護者の皆さまへもそれをお伝えしたいなと思います。

(写真は、グループによって枚数に差があると思います。ご了承ください。)

幼稚園の発表会は、楽しく…!が一番!

それは、子どもだけではなく先生たちも…!という思いで、運営しています。

 

先生が楽しければ、それは子どもにも伝わり、更には保護者の皆さまへも伝わるのではないかと思っています。

 

とはいえ、子ども達が「満足感」や「達成感」「充実感」を得られるために、様々な準備や工夫をするので、大変な事も沢山!

それでも、昨日・今日 子ども達の姿を保護者の皆さまに見て頂き、感動して頂いたり、拍手を頂いて、声もかけてもらい、嬉しかったのは子ども達だけでなく私たちも同様でした。

今回の発表会の欠席は約20名。とても多かったです。電話が来るたびに、本当に悔しく思っていました。

それでも、やはり発表会が終わり、色々な話をする中で、出て来るのは当日だけの姿ではなく、毎日の皆の姿。

だから、舞台には一緒に立っていたような気持になりました。

どんぐりさんは、やはり欠席がある事で、並び順や、ペアになる踊り、小道具を運ぶ事など、少し難しくなります。今回も急きょ…の事があって、舞台袖からドキドキしながら見守っていた先生達でした。

しかし、少しおぼつかない雰囲気で、なんとかクリアする姿は本当に生長を感じるし、休みの子への思いやりも感じますが、その休んでいる子が、毎日の中で周りのみんなとしっかりと関係を作って、自分の役割をその子なりに果たして来たからこそだとも思いました。

その姿を、休んだこの保護者の方にお伝えするのが、難しいのですが、練習の生き生きした表情を思い出すだけでも、少し伝わるのかなと思います。

成長も沢山感じました!当日は、緊張で真顔…なんて子もいますが、普段の姿と本番両方を見ていると、どの子も…!と自信持って言えます。

ももさんで関わってた先生は、ももさんの時からの成長を考えると、本当に感動でしたよ!

ポプラさん、本当に素晴らしかったですね。

なんていいながら、リハの前あたりは「そんなんじゃ、後ろの席まで声届かないよ~」なんて日々も…。

 

日々の活動に出向き、一緒に行う事も多かったですが、中盤2週間くらいは「他のグループにもいかなきゃならないし、ポプラさんには行けない!あすか先生・かな先生と頑張って!」という事もありました。

 

発表会という行事は、友達同士の絆ももちろんですが、先生との絆も感じる行事だと思っています。一緒に頑張ろうという雰囲気が出るのです。

幼稚園の生活の中で、先生との絆を作っていく事は、「人を信頼したり、思いやる、愛する心」を築く土台だと思っています。

もちろんご家庭もそうですが、家族ではない人と築くのは、幼稚園が最初だと思うからです。

うさぎさん、どんぐりさんでは、「先生優しい」「先生大好き」

それが、ポプラさんになった時に、ぐっと深まって欲しい…そんなことを考えながら、色んなグループに出たり入ったりする毎日でした。

そうこうしているうちに、先週ぐっとグループの結束力が深まってきました。

お休みの子が増えたのも、それを高めたかもしれません。

また、グループからクラスへ戻った時の、クラスの先生との関係も。リハーサルを終えて、心から素敵だった~!とクラスの先生やうさぎさんどんぐりさんに言ってもらえる喜びもあった事でしょう!

私にも、「舞先生!俺たち声どうだった!」「うまくなった!?」

「ピアノ弾いてほしいんだけど…」職員室のドアをノックして、「あの…舞先生、ご飯の後に練習来れますか…?」なんて声をかけてくれました。

もう職員室の仕事もあるんですが、本当に嬉しいんですよね。そんな風に言ってもらえると。そんな一つ一つの姿や言葉から、みんながグループでどう過ごしているのかが伝わってくるのです。

とにかく元気いっぱいのポプラ1

声が大きくて、いつも楽しそうな毎日でした。

元気良すぎて、ピアノと合わない…という事もあり、リハーサルの後に会議室で、音合わせをしましたよ。でもね、きっとすっごく楽しくて、やりたくて、うまくなりたくて仕方ないんでしょうね。やるとすぐ出来るようになるんです。正直、ピアノが苦手なあすか先生。

どんな風に練習したら、あんなに歌ったり、踊ったりできるようになるんだろうと思ってました。私は、保育室までは出向いていません。きっと、先生とみんなで笑いながらたのしく練習してたのだと思います。

 

しっかりものがそろっているポプラ2

本当に覚えるのが早くて、びっくりするほどでした。

でも恥ずかしかったのかな、なんだか自信がないのかな、リハーサルまでは声が小さかったりと、「もっとできると思うんだけどな~…!」と悩まされていました。

自由選択活動で、個別に練習したりと一人一人を見ると盛り上がっているのに、なんだかクラスとして見ると惜しい…そんな私の助言にかな先生も悩んだことでしょう。

それが、リハーサルが終わった時から、ぐっと右肩上がりに盛り上がってきました。久しぶりに練習に顔を出した日には、本当に驚くほど見違えていて…。他のグループの発表を見たり、保育室でかな先生と色々な話、関わりがあって迎えた本番だったのだと思います。

そんなポプラさんの姿は、しっかりどんぐりさんが見ていて、

来年への思いが高まる子もいます。

 

色んなグループに色んな先生が出入りして、子ども達と先生達みんなでつくりあげた発表会でした。

子育てしていると、子どもの発表会って何年間もありますよね。

私は、0歳から保育園にいれているので、0歳からあって、つい先日上の子の6年生の発表会が終わりました。(下の子は年少さんなので、まだまだ続くのですが…)

私はそんな我が子の発表会に加えて、毎年200人を超える、大事な第2さくらの発表会もありますが、我が子の発表会同様、みんなの姿・成長(ついでに先生たちの頑張りや保護者の皆様のご協力や頑張り)に感動しては、やっぱり発表会が大好きだと思い、次はクリスマス会だ!と気合を入れなおすのです。

髙梨 舞

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