*令和2年度総集編⑤*
2021.04.06 | 日記
4月に入り、職員室は大忙しです。
退職の先生とお別れをし、新しい先生を迎えて、準備の日々。
忙しくも、今年はどんな子が来るかな?どんなグループになるかな?何をしよう!とワクワクする春です。
さて、令和2年度の思い出を千秋姫先生が綴ってくれましたが、8年間務めた千秋姫先生にとっても、いつにない特別な一年だったことと思います。
新型コロナウィルスの影響により、様々な場面で制約や我慢が強いられましたね。でもこうやって写真を振り返ると、
子どもたちの笑顔はちゃんといつもと同じようにあったな…と思います。家庭でニュースを見たり、出かけることを迷ったり、我が子の体調に敏感になっていても、幼稚園の中に入ると、子どもたちと先生たちがいて、元気をもらえる場であったと思います。
しかし、それを保護者の方と共感できる場が本当に少なくなってしまいましたね。
人数と空間という環境は簡単に変えられるものではなく、「蜜を避けられない」とあきらめざる得ないことが沢山。
だから、保護者の皆様は園で子どもたちがどんなふうに過ごしているか、どんな笑顔だったか、お子さんとの会話や登園前、帰宅後の様子から想像する毎日だったことでしょうね。
そんな日々の中でも、保護者の方と様々なやり取りを通じて、得たものが沢山ありました。
マミーズさんが、直接参加できなかったクリスマス会。
今年で20年になりますが、初めてのことでした。
しかし、様々なやりとりを経て、届いた子どもたちへの贈り物は、先生たちにも、子どもたちにもとても伝わり、心を込めて、沢山考えて、苦労しながら準備してきたものは、相手の心へ響くんだなと実感しました。
「桜園市場の中止」を受けて、私が一番に思ったのが、「クリスマスプレゼントどうしよう…!さくらっこ祭りは!?」だったのでした。
しかし、桜園市場プチのご協力への沢山の反応!クリスマスプレゼントには、手芸さん・マミーズさんのご協力は本当に大きくて、すごくって…。
結果として、沢山のお母さんお父さんおばあちゃん…協力があったからこその、沢山の収益金は想像を超えたものであり、驚きと感謝でいっぱいでした。
その結果、いつもの行事でも子どもたちには同じ楽しさを届けることができました。
さくらっこ祭りは、ポプラのみ親子参加・どんぐりさん、うさぎさんは平日の開催でしたね。
保護者の方の様々な感想はあると思いますが、平日の開催では、異年齢保育の集大成のような姿が見れたのはとても素敵なことでした。
自分たちが、先生にやってもらったことを、次の機会に年下のお友達に提供する。
当然、自然と意欲がわくし、方法も想像がつく…だから一人一人が積極的に慣れていたように感じました。
それを受けた、どんぐりさんやうさぎさんが、「大きくなったら僕も・私も」という気持ちになるのもまた自然な姿になりますね。
よりそって教えてあげる、成功を「やったねー!」と一緒に喜んであげて、失敗を「惜しかったね~。」とねぎらってあげるような、そんな関りは本当に可愛らしいものでした。
実は、先生たちの生活も少し変化があり、研修会が減ってしまったり、リモート研修に変更になったりしました。
しかし、学び続けることは当然重要で、子どもへの理解や、知識的なこと以外にも、感性を磨いたり、チームワークを向上させたり、色々なことを行います。それを、コロナに奪われてばかりでは!とできる範囲で…
園内研修をしてきました。
沢山いるパートの先生たちと、打ち合わせたり、交流を深めることもありますよ!
より良い保育に目指して、これからも改善・発展できるようにと思っています。
めいっぱい遊んだ3学期。
各学年1回ずつではありましたが、たっぷり外で遊んだいい思い出です。
野山で目いっぱい遊ぶっていいなぁと改めて思いました。
今年は、遠足も減ってしまっていたので、いつもより外に出かけることが少なかったような気がしています。
うさぎさんが「山高いね~!」と目をキラキラさせている姿。
登るのにとても疲れるんですが、どんどん登っては滑ってを繰り返す姿に「楽しい」ことが「意欲」につながる根源だなとも思いました。
多少の寒さなんてへっちゃら。寒い・冷たいなんて泣く子も一人もいませんよ。
みんなとの日々は、本当に、あっという間に卒園・修了へ向かっていきます。
**続く**