*のいちご劇団*
2021.09.13 | 日記
今日は、子どもたちも楽しみにしていた「のいちご劇団」の日。
朝からホールにカーテンがかかっていて、「何が始まるんだろう??」とそわそわしていました。
緊急事態宣言ということで、保護者活動は自粛ですが、準備や練習、昨年度からの想いを考え、
感染対策を十分にしながら開催することになっていました。
今年度は部員さんが少なかったのも、(コロナ禍の中では)良かったかもしれません。
手が足りない部分を、フリーの先生でまかなって今日を迎えました。
「アレクサンダとぜんまいねずみ」
*オープニングは、おなじみのいちご劇団の歌と、のいちごダンス!
これを見ると、のいちごさん!と気持ちがたかまるんですよね…!
(昨年が中止だったのもあって、なんだか懐かしさもありました。)
子どもたちは、どんぐりさん・うさぎさんが初めて!
ポプラさんも、うさぎさんの時以来ですから、初めてのような気持ちでしょう。
本物のネズミアレクサンダと、ぜんまいねずみのウィリーが出合い、楽しく遊ぶ日々。
けれども、新しいおもちゃがやってきて
ウィリーは捨てられてしまいます。
悲しむウィリーを見て、いてもたってもいられないアレクサンダは、
森のとかげに、お願いをします。
アレクサンダの想いと、とかげの力で、ウィリーは本物のネズミになることが出来、
ふたりはいつまでも、楽しく過ごしたのです。
感動の展開に、子どもたちはとても見入っていて、涙した子もいたようです。
最後のエンディングは、お母さん方とネズミとダンスで盛り上がりました♪
ホールの子どもたちも、手拍子いっぱいで、楽しんでくれましたよ。
コロナウィルスの影響は、本当に様々な場面でありますが、保護者活動も影響を大きくうけたものの一つでした。
特にのいちご劇団さんは昨年、人形や道具、台本を作り、演出も考えて練習も行っていたにも関わらず、中止を余儀なくされてしまいました。そのまま卒園となった現在1年生のお子さんを持つ部員の方々の気持ちを考えると、心苦しいものがあります。
その思いを引き継いで、今年度をスタートさせた、部員さんたちもまた、様々な思いや、託されたものがあったことでしょう。
幼稚園としても、それに何とか答えることが出来るようにと考え、今日の日がきたのです。
子どもたちは、とても喜んでみていて、今日演じた方をはじめとして、台本を構成した、人形を作成した、演出を考えた昨年のメンバーの方の想いが伝わったんだなと実感しました。
ビデオ上映も考えてはいましたが、改めて生の人形が動くすばらしさ、声の届く素晴らしさも感じました。
一緒に活動することで、初めて知ったことも沢山ありました。
昨年の方の気持ちを考えると、複雑な思いもあるのが事実ですが、
お母さま方の努力や思いに、2年越しに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に、本当にありがとうございました。
(トップの写真は部員さん・こちらの写真は、助っ人先生入りバージョンです。)
高梨 舞