平成30年度総集編②
2019.04.07 | 日記
2学期になりました。
今年度の2学期からの幼稚園は、本当にまれにみる変革の期間でした。
お泊り会が終り、さくらっこ祭真っただ中に起きた、「胆振東部地震」
早朝に、先生たちと連絡を取り合い、判断が難しくもありましたが、一人暮らしの先生も多く心配だったので、子ども達を祖父母に預け合流する事に。外にでて、運転して、信号も止まっている事に気づき、ちあき先生、ゆきの先生、愛先生とドキドキしながら幼稚園に来ました。悠希先生、千歳先生、園長先生も合流し、どうしよう…どうなってるんだろうというところからのスタートでした。保護者の方に連絡する事も出来ず、HPも更新出来ず、ささやかな張り紙だけが出来る事。
そんな中で、瑞木会の連絡アプリでのあたたかい声や、伝言板へのメッセージが教師である私たちの不安を取り除いてくれました。電気が復旧して、みなさんと連絡が取れたこと、やっとできたさくらっこ祭は忘れられない日となりました。
余震もありましたし、不安の残る日々であったのも事実。怖い思いをした後に、避難訓練をすべきか、あったからこそすべきなのでは、園外はどうするか、保護者の方の活動は…と判断に迷う事も多くありました。
ただ、日々の中で、子ども達の沢山の笑顔と過ごし、先生たち同士関わる事で、不安が薄れたり、災害に向かう強さを得ることが出来ている事にも気付きました。
怖がってばかりいるのでなく、準備をして、予測をしながら、いかに日常を大切に過ごすか。それがたどり着いたことの一つです。
***続く***