*自由選択活動*
2020.06.22 | 日記
私たちの自由選択活動は、クラスやグループにこだわらず、「好きな場所で、好きな人(もしくは一人でじっくり)と、好きな遊びを、思う存分・心行くまで」行う事ができるよう、環境を整えて活動しています。
とはいえ、「自分で選んで遊ぶ」事は、子どもにとって意外と難しいことで、得意な子と苦手な子もいます。また、様々な現実(今日はOO時から誕生会があるから、もう片付けよ…というぐあい)に、完璧に一人一人の「思う存分・心行くまで」はかなえられない事もあります。その中で、改めて「集団生活だから…の我慢やゆずりあい」も学んでいる事と思います。
今時期は、先生たちは、涙の子をなぐさめながら、とにかく沢山遊びに誘います。
今日は「箱貼り」という牛乳パックに包装紙を貼って、小物入れのようなものを作る活動をしている子が沢山で、聞くと先生が遊びを迷っている子などに沢山誘いかけていたようです。
この活動を好きかどうか…やりたいかどうか…は遊んでみてからわかることもありますよね。やってみたら楽しかった、やってみたけど、あまり好みではなかったなど…。
そういった思いを体験するために、とにかく何かやってみてほしい…!が先生の想いです。
自由選択活動中は、先生たちは、コーナー毎にわかれて、そのコーナーでのお子さんの様子を見たり、援助したりしています。
保育室は、沢山あるので、全ての部屋を開放すると、先生が足りなくなるうえに、子どもたちも分散しすぎて、把握しにくいので、3・4部屋が解放されています。その他に、ホールや園庭・木工コーナーなどがオープンし、廊下にある小さな絵本コーナーにはパートの先生がいたりします。自分のクラス以外の部屋に入る事に抵抗を感じる子もいるのが毎年見られる姿です。
3歳さんでは、決して変な事ではない自然な姿。先生と一緒に…と無理なく遊べるように少しづつ少しづつ誘っていますよ。
今日は、ホールに先生が二人いて、すべり台コーナーと、鬼ごっこコーナーで楽しんでいました。
また、玄関の出迎えや、玄関付近は、私や園長がフォローし、廊下や階段、遊びがお休みの各クラスで、荷物の処理や手洗いうがいなどをする時には、パート先生やフリーの先生が見まわりながら援助しています。
今日は、たこ焼き屋さんもオープンしていましたよ!
先生とポプラさんの男の子数人で企画したようで、
大繁盛!!
見て、やりたくなって「いれて~!」と入ったり、お客さんとして参加したり…。
楽しい経験の中から、沢山のことを学んでいく皆です。
写真や、お子さんの話だけでは分からない事が沢山だと思います。
先生達で、園でのお子さんの様子をお伝えできるようにしますが、気になる事がある場合は、遠慮なくご連絡くださいね。お子さんのいない保育中でしたら、主任や園長・フリー教諭(悠希先生・ちあき先生)への相談も可能ですよ!
お子さんに関わる大人みんなで、お子さんの世界を充実させてあげましょう♪
髙梨 舞