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*いよいよ発表会*

2021.10.22 | 日記

いよいよ発表会目前。

今日は、最後の活動にということで、ポプラ1・2・3、それぞれが「グループとしてのまとまり」を持ち、力を合わせて頑張る姿がありました。

 

毎日朝から晩まで発表会の練習をしているわけではありません。ちょうど一か月まえくらいに、発表会の話をはじめ、役を決め今日まで活動してきました。

 

朝や、午後の自由選択活動は、いつも通り。

10時過ぎに片付けをしてクラスに行き、10:20分頃、グループ活動のために移動します。

そこから給食やお弁当を含めて、12:30頃までがグループの時間です。

その中で、制作・園庭遊びやこの発表会の活動をしているのです。

 

私は今年度は、どんぐりグループさんと活動していることが多いのですが、年長さんのフリーだったゆきの先生が産休に入ってから、ポプラさんの活動にも顔を出しています。

また、こういった活動が苦手だったり、プレッシャーに感じてしまう子もいるので、

フリーの海先生とかな先生も一緒に参加し、活動してきました。

 

 

発表会の活動は、表現(歌や踊り、音楽体での表現など)やことば(セリフや思いなど)がメインの活動です。

その中に、姿勢を正して立ったりと運動めいたことも含まさっているし、友達と一緒に、と人間関係にかかわるものもあります。また、舞台・お客さん・衣装に小道具と雰囲気や環境もいつもとはぐっとちがいます。

ただ、きらびやかに、かっこよくではない、様々な背景があるのが幼稚園の発表会なのです。

 

 

担任の先生も、そういった教育的なねらいをもって、それぞれの物語の中で「伝えたい思い」や「感じてほしい気持ち」などを大切にしながら活動してきています。

 

声の大きさや、気持ちのまとまり、集中力ややる気など、やはり1~3の中で様々なグループカラーがあります。

どのグループの頑張っているけど、それぞれあと一歩のところがあったり、どうしても声の大きさが出ない…などの悩みも。

 

担任の先生たちは、毎日一生懸命で、(必死な時も)自分のグループ…!に集中して活動していますが、

3つのグループと毎日一緒にやってきた、海先生やかな先生とは、

「今日はポプラ2こうだったね。」「いや~ポプラ3はこうだった」「だからこうした方がいいかな」

「ちょっと、ポプラ1のここ先生にアドバイスしよう」と子どもたちの活動が終わるたびに話してきました。

 

先日リハーサルがありましたね。

本番ではないとはいえ、一つ目のゴールのような気持ちもあり、先生たちはドキドキしながら挑む日のひとつです。

 

今年も、そんな風にそれぞれのグループの特徴や進み具合を気にしながらリハーサルを迎えたのですが、

毎日見ていた私や海先生・かな先生・担任の先生は「うんうん今までで一番良かった!」と思った発表に

この日初めて見た先生たちからは、「もうちょっと声がでるといいな。お母さん・お父さんに聞こえるかなぁ?」

という感想があがったのです。

 

もちろんそういった感想を出した先生たちも子どもの頑張りは認めていて、幼稚園としてより良い発表会に、保護者の方に一番いい姿を届けるためにという思いがあるからですので、よくわかる感想です。

 

けれど、毎日見ていなければわからない変化があって、昨日より今日ほんのちょっとでも声が大きくなったり、ふざける姿が減ったり、時々先生に「もうやめよう!!」と注意されたり…、友達同士で「ちょっとOO君もうふざけるのやめてよ!」という喧嘩をしたりしながら、頑張ってきた子どもたちの姿があるのです。

 

話が長くなってしまいました…。

そう、何が言いたかったかというと、当日しか見ることのできない保護者の皆さんに…、ビデオでしか見ることのできない方に…、この1か月の子どもたちの頑張りと、先生と一緒に活動してきたという物語をお伝えすることが、

毎日見ていた先生たちの一つの役割だなと思ったのです。

 

そこで、先日のポプラグループはぐるま・それから数日前のHPでも少しだけご紹介しました。

 

 

やる気はあるんだけど、なんか「みんなで頑張る!」というまとまりがなかなか出なかったポプラ1

こういった活動が得意な子は、舞台上では上手なんだけど、他の子の出番では「ふ~、今日何して遊ぶ~??」という姿があったり、緊張が「あくび」や「おしゃべり」「おふざけ」に出てしまう子も多く、思うように練習が進まなかったり、

セリフがそろわなかったり、同じ場面でもやるたびに色々なタイミングがずれてしまうこともありました。

はるか先生も、どうやったらみんなの心をまとめられるんだろうと悩みましたし、保育後の職員室や、夕方のホールで、私と海先生とかな先生と共に作戦会議を沢山してきました。

しかし、その作戦の成果がリハーサルの後からぐぐっと出てきたんです!

みちがえるほど、声が大きくなり、緊張からくるふざけの姿を、なんとかおさえて頑張ろうとする姿。

この1週間のポプラ1さんには感動させられっぱなしでした。

今日、最後の練習だったのもあって、他のクラスの先生たちも見に来てましたが、「え…!すっごい変わってる…びっくり!!!」と驚くほどだったのですよ。海先生は「ポプラ1でドキュメンタリー作れますね…。泣いちゃうから最後の歌見れない・・」なんて言ってました。

日曜日、また保護者の方を前にすると違った姿もあるとは思いますが、子どもたちの頑張りを楽しみにしていただきたいです。

 

 

 

はじめのうちから、セリフや動きを覚えるのが早かったポプラ2ですが、

場面によってはドキドキが出てきてしまったり、声が小さくなってしまう悩みや、

覚えるのが早かったからか、どんどん、どんどん早口になってしまい、せっかくみんなの声がそろっていてかっこよかったセリフがバラバラになっていまい、りこ先生も「う~ん…」とうなる日が。

また、ポプラ2の劇では、ラプンツェルの長い髪の毛に、ピクトグラムのための音響、魔王と魔女に変身するシーンなどの、ちょっとした効果が多く、動きと、セリフ、小道具、音響のタイミング合わせも頑張ってきました!

小道具などを子どもたちが自分たちで、タイミングを合わせるというのは難しい事なのですが、バシッと決まると楽しい演出です。随分と上手になっていて、今日の練習では、小さい組の子たちから「おもしろい~」と笑い声も上がり、わたしもついつい「え!いつの間にこんなにそろうようになったの!?完璧じゃ~ん!!」と拍手を送りました。

ただ、今日は本番目前にちょっと全体的に緊張していたかなぁ…と思いました。

昨日ぐっと大きくなった声が、ちょっと小さく戻っていたり、お客さんを前にドキドキの表情もありました。

日曜日は、衣装を着ながら先生たちでリラックスの声をかけてあげたいなと思います!

 

 

 

正直、最初のうちからとっても上手でびっくりしたポプラ3のみんな

まず、声が大きい!そして内容をよく理解し覚えている姿には、本当に驚きで、まさに発表会が得意?こういう活動が好きな子がたくさん集まったクラスだったのだと思いました。

そういう子が沢山いると、苦手を感じている子もよい意味で引っ張られ、良くなっていく…そんないい循環が生まれていたのだと思います。

そうそう、先生たちが大学や短大、専門学校で学んできた「保育科・幼児教育学科」では、「オペレッタ」のような授業があるんですが、ポプラ3の担任さちか先生は、短大時代にその主役をやっていた第2さくらでも演劇派の先生です。

その影響もあるのかわかりませんが、ポプラ3の子どもたちは「怖そうに」とか「怒った感じで」「変身したおばあさんになりきって」「困った感じ」をすごくよく表現しています。こんな表現をするグループは、これまであったかな…?

と思うほど。そこは、ポプラ3の皆が自信を持ってほしいところです。

そんな、ポプラ3ですが、元気一杯な姿が、舞台袖の待ち時間にもあって「ちゃっと、一回おしゃべりおしまい~舞先生、セリフ聞こえない~!」と注意されることがしばしばありました。また、練習後の保育室では、誰と一緒に座るか…などのもめごとの少々多かったようです。発表での自身や、白雪姫・小人さんなどの優しさなどを、生活の中に生かしていけると、またぐっと伸びることでしょうね。

  

3グループの3様の姿です。きっと当日もそうでしょう。

どんなに園での練習の姿。これまでの過程を伝えても、伝えきれない部分・想像できなかったり、

わからない部分もあるとは思うのですが、

沢山の日々があっての、日曜日の発表会です。

   

きっと保護者の皆さんは、そう言わなくても、年少さんの時、年中さんの時を思い返して、

その成長を時間して下さる事と思います。

 

是非とも、その感じた成長を、言葉にしてお子さんに伝えてあげてください。

大好きな人に、認められること。大好きな人が、自分を見て感動したり喜んだり、泣いてくれることが

どんなに心のエネルギーになることか。

近くにいる大人の役割の中で、一番大切なことはこういうことなのかもしれません。

   

発表会当日、子どもたちの頑張りをお見せする子がとてもとても楽しみです。

これから先生たちで会場の準備をします。

客席は、お手紙にある通りで、昨年のような1家庭1ブースのお席になります。

どの席でも舞台は見やすいのではと思います。

 

幼稚園最後の発表会!

お待ちしております。

 

どうぞ、よろしくお願いいたします。

高梨 舞

 

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