*小学校との交流*
2023.02.21 | 日記
今日は、楽しみにしていた小学校との交流会でした。
縁があって、「発寒南小学校」さんへおじゃまし、5年生との交流を行いました。
上の写真の通り、ポスターが貼ってあったり、子どもたちの名札を用意して待っていてくれたり、すごく暖かく迎えてくれました。
学校の広さに、少しドキドキした顔の子もいましたが、ワクワク・うずうず…!の子も沢山。
いよいよ、交流会の始まりです!
少人数のグループに分かれ、専属のお姉ちゃん・お兄ちゃんがついてくれるような雰囲気でしたよ!
少し挨拶をした後、体育館遊びと、教室での交流の2手に分かれます。(途中交代して、どちらもみんな経験しましたよ~!)
体育館では…!
「ドッチボール」を教えてもらいました。
保護者の皆さんもご存じの通り、「てんか」に慣れ親しんでいる子どもたちですので、
「ドッチボール」は、少し難しいです。しかし、5年生がついてくれているので間違っても、困っても教えてもらえます!
こんな風に寄り添ってくれる姿は、本当に嬉しい姿。
小さい子との関りによって、自然と生まれる愛情あふれる気持ちや行動。
人との関りにとって、とても大切な心の一つですよね。
そんな姿に出会えることが出来るって本当に幸せな仕事だなと思います。
教室では…!
グループごとに、様々な体験を。
まずは教室探検♫
歩き回りながら、「これは黒板だよ」「これは何?」と色々見せてもらいました。
窓辺に飾ってあった、折り紙はみんなにとってもなじみ深くて、人気…!
よく見ると、すっごく細かい折り紙で、小学生曰く「折り紙名人!?」の子が作成したものだそうです。
この非常口のマークも折り紙ですよ!ちょっとすごすぎて写真撮っちゃいました!
こちらは教科書。私たちにとっては、基本のアイテムですが、子どもたちにとっては、兄弟がいなければなかなか見る機会がないですもんね!
これが、一人1台あたる「クロームブック」保護者の方には、懇談等でお話したことがありますよね!
教室をぐるっと見た後、この体験を、こんな雰囲気で…。
緊張していた子どもたちも、段々と笑顔になっていきます。
「〇を描いたら、顔になるんだよ~!」
お絵描きアプリの様なものですね。
楽しい時間は、あっという間で、最後はまた体育館に集まりました。
小学生の感想に「まだ遊びたかった」なんていう言葉もあり、嬉しそうにする子の姿もありました。
先生の「楽しかったですか?」に手を挙げるみんな。
お話もよく聞き、程よい緊張もあったのか、とても落ち着て過ごしていたみんなでした。
帰りも玄関まで見送ってくれ、ぎゅ~としたり、ハイタッチしたり、とても微笑ましい姿が沢山でした。
今日は本当に、貴重な体験が出来ました。子どもたちは、5年生の笑顔、優しいエスコートのおかげで、
「学校は楽しいもの」と感じることが出来たと思います。緊張や不安を持っている子は、こういう経験をして、少しずつ、少しずつ、楽しみにしていけるよう、大人がサポートすることが大切ですね。
そして、私たち幼稚園教諭が、学校の中での小学生の素敵な姿を沢山見れたこともとても良い事でした。
幼稚園の生活は、決して小学校に行くための練習ではありませんが、「目指す素敵な子どもの姿」を思い描きながら、関わることはとっても良い事ですよね。
今回の5年生の皆さんには、そんな気持ちにもさせてもらえました。
来年、みんなが新1年生になった時、今の5年生が新6年生として、関わってくれます。きっと、どの小学校の子どもたちも、暖かく迎えてくれることと思います!
園の生活も残りがわずかになっていきますが、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。
髙梨 舞