自由選択活動とは
2020.07.03 | 日記
私たちの幼稚園には「自由選択活動」の時間があります。
自由と言うと色々な意味にとることが出来ますが、ここでは
『子どもが遊びを自分で選び、満足するまで何度も何度も取り組むことが出来る時間』
です。
大人がすることを決めるのではなく、遊ぶ場所・何をするかは子ども自身が決めます。
人がやっていることが楽しそうで、ずーっと眺めてその時間が終わる子も。
そしてその姿(子どもの興味・関心、取り組み)は1年間同じではありません。
じっくり「集中」してやりたいことに取り組む姿。
自分で選んだからこそ、やり切った時、出来上がった時の達成感・充実感・満足感は言うまでもありません。
「遊びを通して学ぶ」幼児は、その達成・充実・満足を繰り返し行い、『自分』の土台を作っていくのです。
友達と喜び・楽しみ・充実を共有する姿。
一緒に遊ぶこともあれば、順番を待たなければならないこともあります。
物の数も、全員分はないからこそ「貸して」「いいよ」が必要になります。
上手にそれが出来る時ばかりではありません。当然喧嘩も起こります。
やりたかったけれど順番がまわってこない日もあります。
もっと遊びたかったけれど、帰る時間になってしまう事も。
幼稚園と言う小さな社会で、人と関わることを知り、関わり方を学びます。
遊びを知ります。
楽しいことも、嫌(苦手)なことも。