シイタケの栽培はじめました。
2021.05.27 | 日記
この日は、1クラスずつ年長さんにホールへ来るよう伝えました。
何があるかは伝えず、よく分からないままホールへ向かいます。
ホールへ入るとくらーい室内に森を再現した川のせせらぎの音が鳴り響いています。
怪しげな雰囲気に、子どもたちが警戒しながらブルーシートを囲みました。
タオルにくるまれたこれは何だ!?
3・2・1でタオルを取ると…
「!?!?!?」
皆、?マークが浮かんでいます。
それもそのはず。ただの木が出てきました。
でもこれは、ただの木ではなくて“ホダ木”と呼ばれるシイタケ菌が蔓延した特別な木。
「この木からキノコが生えてくるんだよ~。」と伝えると「えぇ~!!」と驚いたり、どういう事?と更に?マークが浮かんでいる子…
様々な反応がありました。
「キノコの種類ってどんなのがあるかな?」と聞くと、
「エノキ、マイタケ、シイタケ、マツタケ…」
1番沢山の種類が出てきたのは、ばら組。
どのクラスにも共通して出てきたのは“毒キノコ”(笑)
前日、皆が帰った後に、1日木を水に浸し、しっかりと湿らせておきました。
この日は、中に入っているシイタケ菌はまだ眠っていてキノコが生えてこないから皆で菌を
起こしてあげて欲しいと伝えました。
起こす方法は…「おはよう!」「起きて!」と一杯声をかけたり、皆の代表として各クラスの先生に
かなづちで木に刺激を与えてもらいました。(刺激を与える事でシイタケ菌を少しだけ殺し、
カビやキノコの胞子が原木に入るようにする為だそうです。)
「目が覚めたかな??」
よし、準備完了!!!
幼稚園の皆が見れて、日光の当たらないこの場所で育てる事に!!
(シイタケを育てるには直射日光は厳禁だそう!!)
自由選択活動中、
早速、「もう出た?」「キノコのお家あそこになったんだね。」と何人かの子どもたちが気にして見に来る様子がありました。
大体1か月頃で食べられるくらいの大きさになる予定です。
今回は、年長さん向けに紹介をしましたが、この木の置いてある場所は玄関から入ってすぐの場所。
登園すると必ず目にする場所にある為、何も知らない年少さんの反応も楽しみです。
年長さんの男の子がバスに乗る前に、「年少さんにシイタケの事教えてあげたよ。」と伝えてくれました。
大きく育つ事を楽しみに、木の様子を皆で観察していこうと思います!