2学期の様子~毎日わくわく!自由選択活動・保育室編~
2021.12.28 | 日記
2学期の様子、第2弾は自由選択活動・保育室編です♪
毎日のように新しい活動が紹介され、少しずつ変化のある保育室。
子どもたちの力もどんどん付いてきて、その力に合った教具・教材を用意しています。
写真の時期は前後してしまいますが、活動のおおまかな種類ごとに紹介いたします!
夏休み明けすぐは、まだまだオリンピックが記憶に新しく、先生たち手作りの本を見てピクトグラムを描き写すのが年長の男の子たちの間でブームに!
こんなにいっぱい描けました!
こちらはメダルづくり!金メダルとれたかな…♪
モンテッソーリ教具のひとつ、『茶色の階段』です。
“太い”“細い”を手や身体の感覚を通して知っていきます。
カードに書かれた数字の分だけ洗濯ばさみではさんでいく活動です。
“1”“2”等の数字と、実際の数(洗濯ばさみの数)を一致させることで、数を理解したと言えます。
『幾何学立体』というモンテッソーリ教具です(青いものです)。
一見するとただの積み木のように見えますが、立方体、三角錐、球体等…が用意されています。
実際に立体に触れるうちに、様々な立体の特徴を感覚を通して知っていくことができます。
『零遊び』という教具。カードの数の分だけまつぼっくりを取りますが、カードの中には“0”もあります。
“0”が出たら、まつぼっくりは取れません。
“0”は“何も無い”ということを知ることができます。
写真を仲間に分類する活動。
見本の文字にトレーシングペーパーを重ね、なぞる活動。
箱に包装紙を綺麗に貼る活動。
ドライバーでねじを外したり、付けたりする活動。
続いては『はさみ』の活動です。年間を通して段階的に行っています。
初期は、1回で切り落とせる幅のものを。
次にイラストを囲んだ円を切ります。
そしてイラスト自体のアウトラインを切る物へと移行していきます。
(イラスト自体も単純な形から、細かい形へと段階を踏んで用意しています。)
自分で描いた絵に合わせて切ったり、年長さんは『段階順に切る』という年長組だけの活動も行っています。
“切る”活動は、はさみだけではありません!
『包丁で切る』活動。前回載せた、畑で採れた大根を包丁で切っています。
夏はきゅうりやズッキーニを切りました。
『のこぎり』で切る活動。割りばしを切ります。
(切った割りばしも、別の活動に使用しています。)
年間を通して人気の『パン粘土』。
2学期にもなると、年少さん同士でも一度経験した子が友達に教えてあげる場面も!
友達に教えるのも、その工程を全部やってあげてしまったり、友達にとっては実はお節介だったり…と子どもたちにとってはその塩梅が難しいものです。時に悲しい気持ちになることはあるかもしれませんが、その経験を繰り返し行うことが大切だと考えています。
秋ごろから年長さんに紹介された『機織り』。
ひと織り、ふた織り…コツコツと根気よく行う活動です。
年長さんが行っているのを見て、年中さんでも挑戦する子がいましたよ。
折り紙も根強い人気!
夏休み明けすぐの頃には『面体』づくりをよく行っていました。
同じ折り方の折り紙を組み合わせる枚数によって、その形が変わります。
上手に組み立てるには、その組み立ての仕組みを理解していることはもちろん、折り紙の角と角を合わせて折れていることも大切!
大きい面体を作るには、その分だけ何枚もきれいに折らなければできません。
幼稚園で用意している折り方の本を折る子もいれば、自分たちで考えて折る子も!
写真のツリーは子どもたちが考えたものです♪
こちらは折り紙の発展でもある『いれこ』の活動。
サイズの違う画用紙を箱状に折っていく事で、きれいに重なります。
一番小さい画用紙は、5㎝四方程の大きさ。ぐっと集中して組み立てています!
一番大きい『いれこ』に持ち手を付け、バスケットに工夫する子も!
制作コーナーは2学期になると…
益々ダイナミックに、
益々細かくなっています!
「あっかんべ~」おばけづくり!
さて、みんなで黙々と棚に向かって行っているのは…
スズランテープの三つ編みづくり!
繰り返し行うことの多い活動の一つで、回数を重ねる度に、細かい三つ編みができるようになっていきます。
指先だけで編んでいますね!
天気が悪く外遊びができないときは、『カプラ』の登場。
高く、高~く、積み上げる子もいれば、
絵本を見ながら、形を作る子も!(写真はカタツムリ。)
大人でもかなり慎重に行わなければならないものもあり、先生たちも一緒になって夢中で行っています。
今回紹介した活動は、ほんの一部。
作品として持ち帰る活動もあれば、手元には何も残らない活動もあります。
お子さんのお気に入りの活動を、ぜひ聞いてみて下さいね♪