臨床工学技士科
2020.01.23
👨💼医療機器メーカーさんに教えてもらいました
🤗臨床工学技士は医療機器のプロフェッショナル。🤗
今回は、1年生に、医療機器を知ってもらうため、
メーカーの方を招いて呼吸療法機器の説明をしていただきました。👨💼
まずは、呼吸の原理を理解するために、
ペットボトルの口と、風船を組み合わせて、人間の肺と横隔膜の動きを確認します。
オレンジ色の風船(横隔膜)を引っ張ると、
ペットボトル内が広くなり、気圧が下がります。(ボイルの法則: pV = 一定 )
「内」と「外」の気圧差で、紫色の風船(肺)に、外から空気が吸い込まれます。
ペットボトル内の肺が、ふくらんで見えますね。👌
引っ張っている横隔膜を元に戻すと、
ペットボトル内が狭くなり、気圧が上がるので、肺の空気は外に吐き出されます。
この過程で、
血液に酸素を取り込んで、二酸化炭素を捨てるのが肺の働きです。
みんな、こうやって呼吸してるんですよ。🤫
その後、機器の基本原理、取り扱い方法、使用誤りによる事故事例など教えてもらいました。
メーカーさんには医療機器の情報が幅広く集まるため、実際の業務でも連携が必要です。🤝
病院と、メーカーさんの間での、医療機器情報の橋渡しをする認定資格として、
MDIC(医療機器情報コミュニケーター)も設けられ、講習・試験を経てゲットした先輩もいますよ。
http://www.jsmi.gr.jp/seminar/