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理学療法士科

2022.08.06

公開授業の様子

公開授業は授業する教員以外の教員と教員を指導する方が授業に参加して、授業後に検討会を実施し、授業改善を図る取組みです。

 

8月3日に理学療法士科教員の公開授業がありましたので、一部を紹介します。

授業の内容は脊柱(背骨)の機能解剖と触診(目的の筋肉、骨などを触れて確認する)です。

 

 

 

 

首から腰にかけて順番に背骨を組合せテープで固定していきます。ひとつひとつの背骨は形が違います。

 

 

グループで骨の形を確認しながら、テープを使い背骨を完成させています。

 

「わかる授業」のねらいとして、グループで確認し合い学びを深めること、平面の教科書では骨の立体的構造が理解できないために、骨の構造を実際の形の模型で確認し理解を深めることなどです。

 

授業の後半では、背中の筋肉と背骨の骨の突起の触診について学習しました。

手で確認できる体の突起はたくさんあり、それをもとに目的の背骨を探しています。そこで、色テープを用いて目印になる左右の突起をテープで結んで、確認したい背骨を探します。

 

 

 

「わかる授業」のねらいとして、学生みんなが触れたい背骨を確実にするため、テープをヒントにし、ゆくゆくはテープがなくても、確実にさわれるようになる練習を繰り返す動機づけをしています。

授業終了時には、学生のみんなが背中の同じ場所にテープが張ってあり、テープがずれている学生は一目瞭然で、正しく学びなおすための手がかりにも活用してます。

 

 

授業後には、さらなる授業の工夫へのアドバイスなどが検討され、教員も学生みんなが理解しやすい授業にするために勉強しております。

 

ご覧をいただいている皆さんと是非、一緒に学びたいと思っております。

 

 

 

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