- 前期
- 基礎分野の講義と専門分野の基礎実習
- 後期
- 専門基礎分野の学習を進める
歯科医師の診療を支えるとともに、むし歯や歯周病の予防、歯みがきや生活習慣の指導を通して、口腔内(口のなか)の健康を守るのが歯科衛生士。近年、総合病院で入院患者さんの口腔ケアや感染予防を担うといった役割も注目されています。
※カリキュラム変更により取得目標資格が変更となる場合があります。
歯科衛生士として必要な知識・技術を身につけることはもちろん、
歯科医療で求められている最新の教育を行い、即戦力となる歯科衛生士を養成しています。
一人ひとりの口のなかの状態や、食生活に合わせた歯科保健指導に必要な基本的知識・技術を習得します。
ブラッシングの方法やライフステージ別の対応について学び、一人ひとりにふさわしい指導計画を立案・実施できる力を身につけます。
2年次では後期からの臨床実習に向けて、歯科診療の流れを理解した上で、術式、器具の準備、材料の取り扱い、補助の方法を身につけます。その中で、補綴物(さし歯、入れ歯など)を作製するための材料のメリット、デメリットを把握して、最善の使用方法を学びます。
歯科衛生士として診療をスムーズに進めるために必要な歯科診療補助の技術を学び、治療の流れを理解します。また、ホワイトニングやインプラント手術の補助・感染予防などを学ぶとともに、器材の的確なセッティングの技術を身につけます。
歯科診療の現場を体感しながら応用的な知識を身につけるため、病院、クリニックで延べ900時間以上の臨床実習を実施。また、学内実習に歯周病専門医などを招き、歯科医療の現場に即した指導を行っています。口のなかの健康維持(口腔ケア)と病気との関係、栄養学的な支援の必要性について、歯科衛生士を含めたチーム医療に取り組む歯科医師から話を聞く授業なども実施。専門職として今、何が必要とされているかをリアルタイムで学びます。養成校では全国で初めて世界基準の滅菌システムを導入するなど、最先端の教育環境を整えていることも特徴です。